修復跡が目立たない審美歯科
審美歯科とは、従来のような金属素材ではなく、歯の色に近い素材を使った手術跡の修復治療全般を指します。単なる見た目の問題だけではなく、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けていただけるなどのメリットもございますので、ぜひこの機にご検討ください。
詰め物・かぶせ物について
決して、インターネットの情報だけで選ばないでください
審美治療の素材には、プラスチックを使用した比較的柔らかいものから、人工ダイヤモンドを含有した固いものまで、いろいろな種類があります。こうした素材選びは、「医師と直接お話をしながら」決めていただくことが大切だと考えています。何がベストなのかは、食べるもの、歯の位置、施術の状態などにより大きく異なるからです。
ご自身のお口の状態に配慮せず、インターネットの情報だけで判断してしまうのは、大変危険な行為といえるでしょう。参考までに素材一覧を載せておきますが、ここで説明している事柄は、一般的な情報に過ぎません。
素材一覧
- オールセラミックス
セラミックス(陶器)だけを使った素材で、天然歯に近い色合いが特徴です。 - ハイブリッド・セラミック
保険で使用するプラスチック製樹脂に、セラミックを混合しています。 - ジルコニア
人工ダイヤモンドを使用していますので、大変硬く、耐久性に優れています。
詰め物・かぶせ物が取れてしまったら
歯ブラシや歯間ブラシなどの使い方によっては、患部が破損したり、取れてしまったりすることがあります。そのような事態が起きたら、できるだけその日にご来院いただき、ばい菌を防ぐための応急処置を受けてください。
ご自身ではめ直すこともできるかもしれませんが、それは歯という鍋の中にばい菌を入れて、フタをするようなものです。ご自身でさわらずに、医師の元で根本的な修復を行うようにしてください。
ホワイトニングのご案内
当院では、院内で治療する「オフィスホワイトニング」と、ご家庭で行える「ホームホワイトニング」の両方を取り扱っています。また、漂白効果の高い歯磨き粉などもご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。
歯磨き粉をお使いの際は、食後30分くらいの時間を空けてからブラッシングしてください。食事で酸性になったお口は、唾液によって中和されます。食後間もない酸性の状態でお口の中をゆすいでしまうと、むし歯などの発症リスクが高まってしまいます。