歯をこれ以上悪くしないための治療
自分の歯で食べられることの喜びは、歯を失ってみて初めて気付くもの。ぜひ、80歳まで20本以上の歯を残す「8020運動」に取り組みましょう。また、たった1本の欠損が歯並び全体を狂わせる場合があります。本数の多寡ではなく、お口全体をケアしていく発想が欠かせません。
きょうからできるむし歯予防
定期検診は、歯の状態にかかわらずいつでもどなたでも始めることができる、お勧めのむし歯予防策です。定期検診の流れに入ってしまえば、よほどのことがない限り現在の状態を維持できるでしょう。また、自費による専門的なクリーニング「PMTC」もございます。こちらもむし歯予防の効果が期待できるものです。
歯周病の進行を食い止める予防治療
歯周病は、本人の自覚なしに進んでいく怖い病気です。むし歯の場合と同様、心当たりがなくても検査を受けてみてはいかがでしょうか。疾患が確認された場合の治療はもちろん、健康な場合でも、定期検診を続けることでその状態が維持できます。
歯ブラシの選び方について
好みの磨き方によって、2種類の歯ブラシをご用意しています。持ち手がS字に曲がったタイプと、ストレートなタイプです。
S字タイプは、お口の形に沿ってカーブしているため、歯の奥が磨きやすいのが特長です。どちらかというと、ブラッシングに慣れていない方に向いています。
ストレートタイプの特長は、力加減やコントロールがしやすいこと。上級者向きで、歯科衛生士さんに人気があります。
院内で実際にブラッシングをしていただき、ご自身に合ったタイプを選んでいきましょう。もちろん、磨き方のご指導もお任せください。
ブラッシングのタイミングについて「知っておきたいこと」
最低でも1日1回、ブラッシングする習慣を身につけましょう。本当は2回以上のお手入れを推奨したいところですが、もし1回だけ行うとしたら、お風呂の中で磨くのが効果的です。血流が良い状態でお手入れをすると、歯ぐきへのマッサージ効果が高まり、自然治癒力の相乗効果も望めます。
